ベルギービール麦酒本舗 鹿児島の奇跡

鹿児島で唯一のベルギービールプロフェッショナル伝道師KOOHが、ベルギービール不毛の地【鹿児島】でひとりでも多くの人にベルギービールを広めていく伝道の物語

本当の打ち上げ

話が前後して申し訳ないのですが 8月30日の日曜日 先日22日に行われた「アミュ de プチマルシェ」の『本当の意味での打ち上げ』鹿児島大学前にあるリストランテ・アドマーニさんで盛大に行われました。 22日当日に行われた打ち上げは様々なトラブルにより、「マルシェ実現」に尽力してくれた学生たちを、我々大人たちが精一杯ねぎらうという目的を達成出来ない形で幕を閉じた。ということが主催した大人たちには到底納得出来ないものだったので、これはもう各店舗、膨大な(営業的)損失覚悟で「もう一度、ちゃんとやり直そう」という事になりました。 膨大な営業的損失というのは、当日(22日)の打ち上げの為にもかなりの自腹経費を使って、(おまけに相当の気も使って)実行したにもかかわらず、アドマーニさんはもう一度お店の営業を一日休業して、当日訪れた一般のお客様をお断りし、スタッフには人件費を支払い、相当量の料理、アルコールなどを無償で提供してくれているという事です。 もちろん、その他の店舗も店休まではしないにしてもそれなりに重複して経費をかけなければなりません。  本当は22日の打ち上げで、皆笑顔の号泣で終わるはずでした!! プチマルが終了してはや一週間。 この煮え切らない気持ちで過ごした一週間の方が、準備に追われていた時よりもよほど胃が痛くなる思いでした。 いやぁ気持ち的に疲れた。 アドマーニ・西山シェフは学生たち90余名に手紙を書きました。 「あんな打ち上げは我々がやろうとしていたものではない!」 みんなに感謝の気持ちをちゃんと伝えたいんだ!! そしてマルシェ参加店舗に呼びかけ、「もう一度大人たち皆さんの手で学生たちに感謝の気持ちを直接伝えてほしい。」 その熱い呼びかけに、たくさんの人たちが集まりました。 会場ではまるで合い言葉のように「これが本当の打ち上げだよね」このキーワードがあちらこちらで飛び交っていました。(笑) 学生たちの笑顔!!笑顔!!!笑顔!!! プチミントさんケーキの差し入れありがとうございます。 クレーさん食事の差し入れと、(なぜか)たばこを数カートン、ありがとうございました。(笑) えんもゆかりさん、直接学生に労いの言葉を伝えに来て頂きありがとうございました 楽家さん、地球畑さん、地球畑カフェさん、いつもご協力いただきありがとうございます。 そして、我ら3軸の変態 「激情型変態」進藤さん、最後まで学生たちの将来につなげようと自らの危険を顧みず尽力いただきありがとうございました。 当初から「おそらく8割の学生たちは今回の意義に気付けず、自分の元から離れるだろう」と分かった上で学生を指揮してくれました。 「役割」というものに気付けるのはもっと人生経験を積まないと、なかなか理解出来ないものです。 今回、進藤さんから離れて行った学生たちは、自ら経験を積んでもっと先の人生で気付く事になるはずです。 進藤さんはそれをも見越して、「半分以上はこの祭の後、敵になるかもしれない」といいながらもこれだけの人数を動かしてくれました。 熱き変態です! 本当にありがとうございました。 そして、アドマーニ・オーナーシェフ西山さん。 このイベントで、一番矢面に立ち、一番傷つき、ボロ雑巾のようになって走り抜いてくれた人です。 「独走型変態」この人の突破力無くしてはこのイベントはショボイものになっていたでしょう。 そして究極のドMっぷりを遺憾なく発揮して頂き、追いつめられて行くほどにちょっと微笑んでいる姿が忘れられません。 その分、この「本当の打ち上げ」では人一倍こみ上げてくるものがあったのではないでしょうか。 あ〜もう少しで号泣させられたのに…(笑) しかし、プチマルが終わって一週間。 もう既に次回のカウントダウンタイマーが動き始めているのは笑いました(笑) (言い出しっぺはまたしても私ですが) 止まると死ぬんじゃ!の回遊魚。 今回のイベントで見えたものも数多くあり、反省点もハッキリしました。 今後はもっともっとブラッシュアップして濃いものが出来ると思います。 とにかく、これで第一回プチマルシェは終了。 やっと気持ちの中でも終われた感じです。


この他にもみんなへの思いを綴った大きな黒板もありました


奥の会場でも気持ちよく料理が消えて行きます(笑)


あっという間に空になって行く豪華な料理たち(泣)


裏方社会人代表のIさん、巻き込まれて行く形で軟禁されましたが本当に助かりました。えんもゆかりさん、「自分は荒田でもないのにこんな素晴らしいイベントに参加させてもらって嬉しかった!次回はもっと自分も出来る事があるんじゃないかと考えさせられた」と熱く語ってくれました。


盛り上がって来たところでギターやピアノの演奏も始まり…


酔ってるのになかなかの超絶プレイ♪


本当に音楽が好きなんですね。 だいぶ夜も更けて、皆さんが帰った後… 変態3軸の打ち上げが始まりました。




そりゃまぁ、変態3人集まればこういう画になりますわな。 そして、最終的にはものすごいヤツが出て来ちゃいました。 見る人が見ればうなるワイン。万超えるワインですよ!


これはさすがのシェフもソムリエの許可が無いと抜栓は出来ません。 そこで坂口ソムリエが「その代わり私に抜栓させて下さい」と。


麦酒のスタッフは万するビールを開ける時は、誰もがその役を譲り合います(笑) さすがソムリエ。これがプロってもんです。


これは幸せなひととき。 こうして、深夜遅くまで本当の打ち上げは続き… シェフは〆にグラッパを飲み。。。 幸せなうちに会は終わる…   ハズでしたが!! 2時も過ぎた頃、ほぼ同時にシェフの奥様から電話、うちの奥様からメール 「いいかげんせえや!」(多少フィクション) このままでは殺られる!!急いで残りの片付けを始めたのは言う間でもありません。(泣) その動きの速い事速い事(笑) まぁ、とにかく学生たちに感謝の気持ちを伝えるという趣旨はしっかり伝わったのではないでしょうか。 素晴らしい打ち上げをありがとうございました。 やっぱり、「打ち上げはこうでなくちゃ!!」ね。