ベルギービール麦酒本舗 鹿児島の奇跡

鹿児島で唯一のベルギービールプロフェッショナル伝道師KOOHが、ベルギービール不毛の地【鹿児島】でひとりでも多くの人にベルギービールを広めていく伝道の物語

エコな Key KEG

シャポー・フランボワーズ、トリプルカルメリート両方とも残りわずかになってきました。 そのあとに控えているのは… おそらく、この樽って日本初登場?!ってくらい見かけた事の無い樽です。 もちろんボトルは知っていますが、樽で出しているのは見た事も聞いた事もありません。 「味わいは1年以上熟成させたデュベルのような味わい。」と、あるレビューサイトで書かれていました。 これは期待ですね〜! 銘柄はせっかくなのでまだ伏せておきますが、この樽がまた麦酒では初めてのKey KEGなのです。 Key KEGって聞いた事ありますか?


このように右側の段ボール制の箱に左側のようなプラスティックの球体にビールバックが入っており、液体を出して行くと萎んでいきます。 従来の樽のように液体の上面に隙間が空かないので(空気に触れないので)最後までフレッシュ長持ち。 (ワインではこのバックタイプは既に見かけますね) このKey KEG、別名「返却不要樽」 つまり、空樽を返送しなくても良いのです。 ゴミとして捨てられます。 ゴミが出るなら、繰り返し使えるものよりもエコとはどういう事か!?と思うでしょ? 輸送コスト、燃料資源=環境への配慮 今までは、何も入っていないステンレスの空樽を運送会社のトラックで船まで運び、船でベルギーまで送り返す、という繰り返しだったのですね。これには莫大な燃料資源を消費しています。 少しでも有限資源の無駄使いを省く事と、返送の手間などを省く事で時間的にも無駄を省けるのです。 これからは続々とこのタイプに切り替わっていきます。 ちょっとでもエコに貢献しよう!そんな意気込みが麦酒業界にも世界的に広まっているのです。


中身が出ると右のようになります。


使い終わるとこんな風にペシャンコ。