ベルギービール麦酒本舗 鹿児島の奇跡

鹿児島で唯一のベルギービールプロフェッショナル伝道師KOOHが、ベルギービール不毛の地【鹿児島】でひとりでも多くの人にベルギービールを広めていく伝道の物語

ビオス・クリーク樽生開栓

昨日は怒濤のNoririnさん祭(笑) まさかのドゥシェス・ド・ブルゴーニュ樽が2日で完売。 アクシデントの末に予定外の樽が開栓してしまいましたが、結果オーライってことで。 「ビオス・クリーク樽」


来月開栓予定だったので詳しい情報もポスターもクラウンの用意も無いまま見切り発車しちゃいましたが お客様からの質問にもしっかりと答えられず…味的なものしか応える事が出来ませんでしたゴメンナサイ<(_ _)> で、調べてみましたがこれはある意味、運命的な開栓だったのか!! 夏の赤シリーズでは別に間違いではなかったレッドエールにさくらんぼを漬込んで造られたビオス・クリーク樽 「キャスティール・ルージュの樽と似ている!!」と丸が言ってたけど、その通り香りも味わいもキャスティール・ルージュのそれに似ています。 ベルヴュー・クリークとどっちがいいか?とお客様たちに訊いてみたところ、ほぼ全員ビオスでした。 今後、インポーターさんとの話し合い次第ですが、常設にする可能性もありです!


以下、インポーターさんのブログでの紹介です 普通のフルーツビールと思われがちなビオス・クリークですが、なかなか面白いビールです。 ベルギーではヴァン・スティーンベルグ醸造所は"ビオス醸造所"とも言われます。醸造家と話していてもその方が通じます。(発音の問題かな、、、)現在のオーナー、ジェフの曾祖父であるポール・ヴァン スティーンベルグ。彼はこの醸造所のあるエルトベルデの町長そしてベルギー国会議員にもなったこの町の名士でした。そして彼がその頃、名声を得ていたレッドビール"ビオス・ブラームス・ブルゴーニュ"から取って"ビオス醸造所"という名前へ変更したそうです。 ビオス・ブラームス・ブルゴーニュは一風変わっており、熟成タンクの中にオークチップを入れてビールを寝かせるという手法を使っています。 ビオス・クリークはこのビールがベースに使われています。 ここで何がいいたいかといいますと フルーツビールのベースは最近、比較的醸造しやすいホワイトビールベースが非常に多くなっています。 またみなさんが普通にうかぶフルーツビールはランビックベースの物も多いでしょう。 そこで、あまのじゃくな私は "レッドビール,ブラウンビール(長期熟成ビール)"ベースのフルーツビール というマニアックな分野を輸入し始めたわけです。 ただマニアックなわけではなく、レッドビール等の酸味とチェリーの酸味は非常に相性がよいと思っています。ただし、ホワイトビールベースに比べて格段に時間も手間もかかりフルーツ・ランビックと違って分野があまり確立されていないこのフルーツビールは次第に消えて来ています。一番知られているのはローデンバッハのアレキサンダーなどがいい例です。この流れはなかなか止めるのは難しい。