ベルギービール麦酒本舗 鹿児島の奇跡

鹿児島で唯一のベルギービールプロフェッショナル伝道師KOOHが、ベルギービール不毛の地【鹿児島】でひとりでも多くの人にベルギービールを広めていく伝道の物語

ベルギー土産の

今月のNoririn Nightも終わってしまいましたね。(いつの間にか定番イベントに!?ww) 今回もスゴく楽しい夜になりました。 で、先日Noririnさんがベルギーに行ったときのお土産で デリリウムカフェ・レゼルブのスタッフに、「これを飲んでおけ」ビールは何?と、尋ねて これだけは買って来た方が良いと言われたビールがこれ。 『Cuvée Delphine』


De Struise Cuvée Delphine (ドゥ・ストライセ・キュヴェ・デルフィン;ベルギー/西フランデレン州)。 容量250mL、アルコール度数13.0%、 原材料:麦芽(ブラック・モルト含む)、キャンディ・シュガー、ホップ、ハーブ/スパイス類。無濾過、非加熱、瓶内発酵。 100 IBU、インペリアル・スタウト。 ラベルには、「TRUTH CAN SET YOU FREE」の文字。 詳しいことが、いつもお世話になっている「★brillat savarin の 麦酒天国★」さんにありましたので引用。 華々しいアロマ。ブドウのような酸味を含んだ果実感のあるアロマと、濃いチョコレートやエスプレッソ・コーヒーのようなアロマ。口に含むと、濃厚なビターチョコレートのような甘く苦い味わいが中心にありますが、これに適度な酸味が加担して心地よい複雑性を形成しています。焦げたブルーベリー、微かにミルクのような円やかな風味。無論、艶やかなアルコール感もあります。フィニッシュに明確なローストバーレイの味わい。強ボディでリッチ。良いナイトキャップ。 デカ醸造所(Deca)で活躍している醸造家集団ドゥ・ストライセ(De Struise)が造ったインペリアル・スタウトに、ブラック・アルバート(Black Albert:ABV 13.0%)というものがあります。ドゥ・ストライセのカルロ氏(Carlo)がバーボンウィスキー「フォア・ローゼズ(Four Roses)」の樽を入手し、この「ブラック・アルバート」を樽熟成させたものが、今回ご紹介の品です。 当初は、“Four Black Roses”と命名されましたが、ドゥ・ストライセのケンタッキー州に住む友人が名前を変えるようアドバイスし、「キュヴェ・デルフィン」というベルギー的なアイロニーに富んだ名前が与えられました。 つまり、「キュヴェ・デルフィン」の元となっている「ブラック・アルバート」のネーミングはベルギー国王アルベール2世から採られていますが、「キュヴェ・デルフィン」はアルベール2世国王の婚外子でアーティストとして活躍しているデルフィン・ボェレ氏(Delphine Boël:1968年生、ロンドン在住)をもじったという訳です。ラベルもわざわざ彼女に発注して、製作されました(「Delphine」のサインがあります)。 このビールは、ドゥ・ストライセの手による最初のカフェサイズ(250mL)のビールでもあります。 非常に限定的な生産量であったため、ベルギー国外には輸出せれなかったそうで、デカ醸造所での直売か、ごく限られたベルギー国内の店舗でのみ販売されました。 久しぶりに飲んだインペリアルスタウト。 しかも、グラスに注いだ印象は「トロッとしている」感じ。 アルコール度数も13% 単体で飲むにはよほど好きな人じゃ無いとキツいかも。 偶然にもこの時、O江さんがロールケーキ2種を持って来てくれていて 「是非、チョコロールと合わせてみたい」というので、急遽プチマリ会へ突入。 そう、こういった濃厚なスタウトはケーキとよく合うんです。 しかも、チョコレートケーキなら間違いない! 去年、『宇宙一のビール』に選ばれた、ブラックアルバートをバーボン・ウイスキーの樽で熟成させたものなんですね。 どおりで、酒好きのNoriさんが好きなはずだww そして、今月の15日は私の誕生日なのですが さすがに15日は来れないので…と、もうひとつプレゼントを頂いちゃいました。 日本では見たことの無いラベル 『FANTOM Hiver』


ファントム・イヴェールと読みます。 イヴェールとは冬のことだそうです。 こちらは香味評価を見つけたので参考までにご紹介 液色は大変濃厚なコーヒー色。トップには、チョコレートと酢が一緒になったような香りがあり、その癖、それぞれが個性を主張しているかのようなところもある。その香りの割には、飲み口は意外とこざっぱりした感じで、酸味はあるがやや強い程度で、トップの香りから想像されるような甘さもなく、むしろ最後に苦味が舌に残るような感じ。カンティヨンの酸味を少し抑えて飲みやすくしたような感じ。アルコール感はさほど感じないが、そこは8%、胃に入ってからジワ〜っと染み入る感じがある。イヴェールは「冬」を意味するようだが、飾りっ気のないシンプルなトーンが冬っぽさをイメージしているのだろうか?? すっきりしたいのを飲みたい時に良いかもしれない。 うちではファントムと言うとレギュラーとチョコレートの2種しか見た事が無かったのですが 他にも、 FANTOME AUTOMNE ファントム・オトンヌ FANTOME BABILLARD ファントム・バビアール FANTOME BLANCHE ファントム・ブランシュ FANTOME ETE ファントム・エテ FANTOME NOEL ファントム・ノエル FANTOME PRINTEMPS ファントム・プランタン 結構種類があったんですね〜 いづれもアルコール度数は8% レギュラーでさえ皆の度肝を抜く味わいでしたから、他のを飲める機会があったら是非味わいたいですね。 このイヴェールボトルは、Noririnさんの言いつけ通り、誕生日の日に開けたいと思います。 Noririnさん、ありがとうございました〜!!