Fruit beer
先日もお話ししましたが、フルーツビールの樽生がなぜか日本に入って来なくなっていると言う話。
とは言っても全ての醸造所ではなくて、入って来ているものももちろんあるようですが…
麦酒本舗ではすでに定番だったビオス・クリーク樽生が入って来なくなっており
代わりに到着するはずだったフルーツビールの樽も未だに届かず。
さらに代わりの代わりとして、フルーツビールではないのですがフルーツっぽい(?)
クー・デ・シャルル・ブラウン樽生(レッドエール)を提供しておりましたが、こちらもそろそろ最期の樽が終わりそう…
この時期に人気のさくらんぼのホットビールが出来ないのも辛いところです。
しかし!
ボトルではおいしいフルーツのビールがたくさんあるのですよ。
写真はリンデマン・フランボワーズ(旧ラベル)
樽生とは違う熟成感、ラベルの美しさも楽しめて女性を中心に根強い人気です。
せっかくですから、この機会にボトルの素晴らしさを再認識するのはどうでしょう。
リンデマン・ペシェリーゼ(桃)のポスター
お洒落でしょ?
フルーツビールって何?って言うくらいの初心者の方はリンデマンのフルーツシリーズがお勧めです。
アルコール度数も低く2.5%〜だいたい3.5%です。
グラスのデザインも可愛いし、なんといってもその香り!
濃厚な果実の香りがビールであることを忘れさせてくれます。
と、いうかこれがビールだなんて信じられない!!という方がほとんどです。
ラベルのデザインも女性好みでお洒落ですね。
このシリーズは基本的に甘味が強めです。
ですので、なんとこれらのビールはケーキなどのデザートと相性が抜群です。
フランボワーズ(木いちご)系のビールとチョコレートケーキを合わせるのもまた美味しい!
べリー系はチョコレートと合いますよね。
他にも、バナナやココナッツ、マンゴーなどの南国フルーツ系も面白いですし
上級者になって来ると甘味のほとんどない、非常に強い酸味の伝統的なランビックにハマりだしたりします。
フルーツビールの世界だけでも、とっても奥深い世界です。
普段フルーツビールを敬遠している男性たちも、ちょっとその歴史などに思いを馳せながらお洒落にグラスを傾けてみるのも良いのではないでしょうか?
ベルギー産の生チョコなんかをおつまみに。
キャスティール・ルージュなどは度数が8%もあり、濃厚なクリーク(さくらんぼ)の香りも楽しめます。
グラスがまた可愛い!
その名にちなんで、脚部にはお城が形作られています。
アルコールにお強い方は是非お試しください。
さて、樽生のフルーツビールが届くのはいつになるのか…先がわかり始めたらまたご報告いたします。