ホワイトビールの神様
こんばんは!
はしぐちです。
セリスホワイトも帰ってきたことですし
今日はホワイトビールの神様、
「ピエール・セリス」氏について書きます。
〈ピエール・セリス〉(1925年3月21〜2011年4月9日)
ホワイトビールを復興させ、その後もビール醸造に貢献したベルギーの人物。
ベルギー・ヒューガルデン村に生まれ、昔、同村で醸造されていたホワイトビールというスタイルのビールを1966年に復活させ、ヒューガルデン・ホワイトと名付ける。このビールが当時のベルギーで流行し、ホワイトビールというスタイルがベルギー全土に定着したのは彼の功績である。
セリス氏は1966年にド・クレイス醸造所を設立。しかし、1985年に火事で多大な被害を受け、独自の財力での復興は困難であったため、1989年に同醸造所はInterbrew社(現在のインベブ社)の傘下に入る。
1992年にはアメリカ合衆国テキサス州オースティンでセリス醸造所の設立に関わり、セリス・ホワイト等の醸造
行う。セリス醸造所も1995年にMiller社に買収され、現在はMiller社によって閉鎖された。
現在は、ヨーロッパ向けにはベルギーのヴァン・スティーンベルグ醸造所で、アメリカ向けにはミシガン・ブルーイング・カンパニーがライセンスを取得し、生産されている。日本でもベルギーにて醸造されたセリス・ホワイトを飲むことができます。
そんな、ホワイトビールの復興に携わり、ホワイトビールの神様とまでうたわれたピエール・セリス氏も2011年に惜しまれつつこの世を去りました。
彼に思いを馳せながら、ホワイトビールを飲んでみるのも、いいかもしれませんね。