帰って来た「F」
こんばんは。。。
ハシグチデス。。。。
先ほどブリガンド樽生が、打ち抜かれ(終了)まして・・・・・
長らくお休みしていた、樽生が帰って参りました。。。。
「リンデマンス・ファロ」の開栓です
リンデマンシリーズには桃や木苺、カシス、リンゴ、チェリーなどといった、
フルーツを使ったビールが多く、「リンデマンス」のあとに、使っているフルーツの名前がつくようになっています。
今回開栓したのは、「リンデマンス・ファロ」・・・・・・・・・・・・・・
「ん?ファロ?ファロって何ぞや!?」
ってなった方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、
「豆知識クソヤロー」の称号を頂いたワタクシがウンチクをひけらかしたいと思います。
昔ベルギーのカフェでは酸味の強いランビックを呑むお客さんには
ビールと一緒にお砂糖が出されていたそうで、
酸味の強いビールは飲みづらい方もいたりするので、そういう人は、
ビールに好みの量のお砂糖を溶かして、甘酸っぱくして飲んでいたそうです。。。
それを醸造過程でやってしまったのが、「ファロ」というタイプです。
一夏を超えた若めのランビックと熟成したランビックとをブレンドし、
キャンディーシュガーを加えて造られます。
完熟したリンゴがさらに熟れたのような芳醇な香りで、
酸味は強いですが、甘さが強くてバランスがいい!
酸味が尖っていないので、まろやかです。
何と言っても口一杯に広がる甘酸っぱさはデザートのよう。
とっても飲みやすいです。
でも醸造に使われる原材料は麦芽・小麦・ホップ・糖類のみと「普通」のビールとあんまり変わらない。
なのに、フルーツを使ってるんじゃないかと疑いたくなる程フルーティー・・・・
やっぱり、ベルギービールってオモシロいなぁと思わせる一杯。
皆さん是非お試しください。。。。