歴史
こんばんは。。
橋口です。
最近色んなところで見かけるようになった、レフ・ブロンド。
実はもの凄く伝統的なビールなんです。
今日はそんな、レフ・ブロンドのご紹介です。。。
レフ・ブロンドはアビィ・ビールというタイプの、元々修道院で造られていたビールです。
レフを造っていたレフ修道院は1152年、今も中世の面影をそのままに残すディナンの町に建てられ,
1200年代からビールの製造を行って来たそうです。
その後、レフ修道院は洪水や火災、戦争による荒廃といった幾多の破壊と再建を重ねましたが、
レフ修道院ビールの製法は脈々と受け継がれてきました。
1952年、第二次世界大戦後、財政的困難から修道院はビールの生産ライセンスを
外部の醸造所に譲ることにし、ここにレフ修道院のレシピに忠実に従って生産される
アビィ・ビール「レフ」の新たな出発が始まることとなりました。
そして、レフはアビィ・ビールの代名詞と呼ばれるまでになったのです。
そんな伝統的なレフ・ブロンドの気になるお味ですが、
飲み口はドライで、発泡はやや強め、甘味もありますが、苦味のある後味とキレの良さで、
さっぱりといただく事が出来ます。
苦味、旨味、酸味が見事に調和したバランスの良いビールです。
また厳選された香り高いモルトを使用して造られていて、
黄金色で軽い味わいの中に、オレンジを思わせるフルーティな風味があり、
クリーミーでマイルドな口当たりです。
誕生してから約800年経つアビィの歴史を飲むようなレフ・ブロンドを
是非お試しください。