ベルギービール麦酒本舗 鹿児島の奇跡

鹿児島で唯一のベルギービールプロフェッショナル伝道師KOOHが、ベルギービール不毛の地【鹿児島】でひとりでも多くの人にベルギービールを広めていく伝道の物語

まさかのHapkin!

一年半以上も前に、「醸造中止のため…」とアナウンスされ 日本への輸入がなくなった『Hapkin』が 帰ってきました!!


とは言っても、正規輸入元が再開したわけではなく マニアックなインポーターが、それこそ箱入り娘的な扱いで変態チックに輸入してくれました。 「あれっ?醸造中止じゃないの?」 なんて言葉がふと頭をよぎりましたが、今までの経緯を見ていても 正規輸入元が輸入しなくなる際、この言葉をよく見かけるんです。 ところが、海外のショップなどを見てみると普通に流通している。 正規輸入元が醸造所側から、「醸造をやめるから」という事を理由に取り扱いを一方的に切られている可能性もありますが 某ゲリラインポーターによると「日本の業者はやる気がないだけだよ…」なんてことも言っておりました。 どの言葉を信じれば良いのかはわかりませんが、今こうして(醸造中止になったはずの)ハプキンがある! ということは紛れもない事実。 これを飲まないわけにはいきません!!!


「ハプキン」という名前は、12世紀のフランダースの伯爵、ボーデウエン・ハプキンからとられています。 ハプキン伯爵は、「斧の力で領土の平和を築くべし」という、武力による平和を唱えた領主として有名だそうです。 ラベルには斧を持つ人々が描かれています。 泡立ちは豊かで、ほんのりした甘味とやや強めの突き刺すような苦味が特徴的。 後味がスッと切れる感じがあります。 結構ドライなテイストで、ラガー感覚でも飲めるので、通常のビール好きにも合いそうです。(度数は高いですが…) とりあえず、少量しか来ていません。 売り切れの際はご容赦ください。


ここで、届きたてのハプキンを、マスターより先に開けた人物からメールが届きました。 『ビール変態通信』 本人の許可を得たので、差し支えない範囲で抜粋させて頂こうかと思います。 変態師匠マスターへ おはようございます。S藤です。 師匠!! ハプキン 荒々しいかと思いきや精悍な勇者でございました。 ボディの色は黄橙色の哀愁ただよう美しさでございました。 たぶん長旅でお疲れなのでしょう。ちょっと泡がすかすかしておりましたが、 泡の風味はよかったでございました。 酸味のない爽やかな甘い匂い、そして、最初口に含んだとき、 複雑な甘みと渋みに襲われ私は、自分がどこにいるのかわからないような風でたたずんでおりましたでございます。 そして、ハッと我に帰ったとき これは柿の味だと思いましたでございます。 横にいたご夫婦も「確かに・・・柿みたい」と申しておりましたでございます。 温度が上がるにつれて濃厚な甘みがまし、とても美味しゅうございました。ゴールデンとは思えぬ風味、味わい・・・奥深い 変態は幸せでした・・・・


さらに、開栓したてのデリリウム・トレメンス樽生』についてもメッセージが。 変態師匠マスターへ お世話になっております。変態です。 さて、開栓いたしましたピンクのぞ〜さん ぱお〜ん は残念ながら、一杯目をあるご夫婦のお二人にお先にしとめられておりました・・・・南無阿弥陀・・・ その惨劇の写真はお店のカメラにございんますのでご確認くださいでございます。 さて、今回のぞうさん・・・お味は、なしや青りんごを思わせるような味わい、 においもさわやかな酸味を感じるであります。 いつも以上にす〜と飲めてしまいます・・・ドウシヨウ・・・トリニミエテキタ・・・ でも後味にしっかりとアルコール感と苦みをかんじるでございます。 このぞうさんも捨てがたい いや〜変態には良い夜でした〜 S藤


あ〜、どちらも先に飲まれた。 昨日はお店にいけなかったので新しいものを何も味わっていないんですよ〜 それにしても、写真の撮り方がだんだん似てきた気がするな。。。 ※S藤さんの変態キャラは作られたものであり、完全とは言えませんがフィクション… かも知れません。