ベルギービール麦酒本舗 鹿児島の奇跡

鹿児島で唯一のベルギービールプロフェッショナル伝道師KOOHが、ベルギービール不毛の地【鹿児島】でひとりでも多くの人にベルギービールを広めていく伝道の物語

恐るべし!儲け主義の国

恐るべし!儲け主義の国 中国における偽物食品のニュースはもう珍しくも感じません。 日本でも賞味期限の改ざんや産地偽装など、食に関する信用を皆無にするような事件が多数起きてはいますが、あちらのニュースは次元が違う! 予め言っておきますが、私は他国に対する特別な差別意識はありません。 ただし、同じ「食」というものを扱う事業者として、「残念」とかで許せるような話ではないので是非皆さんにも知っておいていただきたい。 ただ、「中国産」というだけで、とか「韓国産」というだけでとかイメージ的なもので痛烈に批判したり、バッシングする人もいますが、なぜ中国産がこれほどまでに毛嫌いされるのか、知らないで何となく避けている人もいるでしょう。 最近のニュースでふと目についた「ついに出た!ニセ魚!中国」という記事を読み、さらに今までの表沙汰になった中国の食の事件を調べていくうちに、鳥肌が立つ想いでした。 「儲け主義」なんて一言で言われていますが、これってそういう言葉だけで片付けられることなのか?と。 まずはその「ニセ魚」の記事から。 2011年5月11日:中国江蘇省泰州市の高港区の農産物市場で、近くに住む男性が「シラウオ:中国語:??」2キロを買ったところ、シリコンなどで合成した人造品だった。工商局が抜き打ちで市場の検査を行ったところ、一部の業者が「人造シラウオ:人造??」を販売しているのを発見、ただちに商品の撤去と販売差し止めを命じた。シラウオは、手でつまむとすぐに崩れてしまうという。調べたところ、「シラウオ」は魚でなく人工の合成物。販売業者は「これを売っている業者は多い。本物かどうかは良く分からない」と話している。「シラウオ」をよく見ると、頭に小さな目はあるが、内臓や骨は見えず、魚の臭いもない。当局は、人造「シラウオ」の原料特定を急ぐとともに、業者から仕入れ先などについて詳しく事情を聞いている。 産地偽装とかそんなものではなく、生き物でも食べ物でもないんですよ。 つい先日は、豚肉を牛肉に変える「魔法の薬」が話題になりました。 豚肉や鶏肉を90分で牛肉にする「魔法の薬・牛肉膏」 こんなもの日本で出たとしても誰も買う人なんかいないでしょうが、恐ろしい事に中国では普通に食肉生産業者が出荷段階で儲ける為に堂々と加工していたと。 http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/2614227.html 牛肉がニセモノであるばかりでなく、医学の専門家によると、「牛肉膏」を長期にわたり摂取すれば、慢性中毒や胎児の奇形、発がんの可能性があるとのこと。 他にも…ニセ牛乳(古い革靴)、ニセペット食品(米国で犬猫死亡)、ニセ粉ミルク(60人以上が死亡)、ニセ薬(多数死亡)、ニセ酒(工業用アルコール死亡者発生)、ニセ米(プラスチックで光沢)ニセ着色野菜、ニセ漢方、白ゴマを墨汁につけたニセ黒ゴマ、ニセ醤油(原料は人の毛髪)、ニセ卵(海藻酸ナトリウム、ゼラチン)ニセ蜂蜜(砂糖、硫酸)、古いものを新鮮に色付けなんて当たり前。防腐剤、薬物たっぷりで腐らない毒もやしや果物、ウナギ、ニセフカヒレ(材料はブタや魚のコラーゲン、または工業用にかわ等) 毒入り粉ミルクは赤ん坊が産まれたばかりの我が家にも身近で、恐怖すら感じます。 さらには!工業用二酸化炭素を使っていたビール! この国ではビールも飲めませんよ! 2011年4月26日:重慶市公安局(市警察)は4月26日に記者会見を開き、食や医薬品の安全に関連する重大事件で、最近になり6件摘発の成果をあげたと発表した。うち1件では有毒物質のメラミンが混入された粉ミルクが流通していたという。重慶市警察は、メラミン混入の粉ミルク以外に、◆効果がない偽の抗がん剤発がん性がある赤色色素が使われていた豆板醤(唐辛子みそ)やラー油◆工業用二酸化炭素を使っていたビールや清涼飲料水――などの事件を摘発したと発表した。工業用二酸化炭素には不純物が含まれており、使われているビールや飲料を飲むと頭痛、目まい、耳鳴り、意識混濁、瞳孔の拡大、失禁などの症状が発生し、最悪の場合、死にいたるという。 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0427&f=national_0427_095.shtml これが、まだまだ氷山の一角なのですよ。 人毛で造られた醤油なんて、あとから聞かされたら発狂しそうですけどね。 直結して死に至るようなニセ食品が多い事。 中国のこのような記事を見るたびにいつも思いますが、「かえって大変なんじゃない?」普通の食品を扱った方が楽でしょ? いろんな技術を駆使して偽物を造り出すこの労力。違う方向に使えたらきっとこの国はスゴい事になるんじゃないか?!と思いますがね…w 今回の記事のネタ元はこちらです<北の国から猫と二人で想う事> http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/2690727.html その他の事件へのリンクもありますので、是非読んでみてください。