度数27%のビール!?
一般的に言われるビールのアルコール度数はだいたい5%前後ですよね。
麦酒本舗で取り扱っているベルギービールの世界では8%前後が主流(これは個人的な趣向により偏りがありますが)
なかには12%くらいのものも数種類ありますね。
当店の中でさらに高いのは14〜15%の度数で下面発酵では世界最強のギネスレコードを持つ「サミクラウス」(オーストリア)というのがありますが、アメリカのビールでは「サミュエル・アダムス・トリプルボック」が17.5%とトップです。(現在欠品中)
17.5%と聞くと既に日本人が思い描くビールという概念の常識から外れている気がしますが、もっとスゴいものがあるんですよ。
同じ、サミュエル・アダムスで有名なボストン・ビール社が造る「ユートピア」
アルコール度数はなんと!27%
以下に、ニュース記事を抜粋
米国のビールと言えば、代表的なのは「バドワイザー」(アンハイザー・ブッシュ社)や「ミラー」(SABミラー社)といったところ。しかし、それ以外にも“マイクロ・ブリューワリー”と呼ばれる小規模の醸造所や、ローカルなビール醸造会社はたくさん存在しており、それぞれの販売地域は小さくても、実に豊富な種類のビールが販売されています。
その中でもボストン州のボストン・ビール社は「サミュエル・アダムス」という銘柄のビールで有名。地ビールを謳いながらも、販売地域は全米に広がっているという人気ビールです。このボストン・ビール社がこのたび、1本(内容量12オンス=約340ミリリットル)で150ドル(約1万3000円)の高級ビールを発売しました。
「ユートピア」と名付けられたこの商品は、同社が試みている長期醸造ビールの最新版。色合いはブランデーのような深い琥珀色、アルコール度数は27%、味わいはコニャックとシェリー酒に似ているのが特徴です。
同社が販売している長期醸造タイプのビールは、2〜3年に一度しか市場に出回りません。それは熟成に15年も費やし、大量生産が難しいため。限られた醸造スペースでは、数年に1度の仕込みが精一杯なのです。ちなみに、数年前に販売された「ユートピア」のアルコール度数は25%、価格は100ドルでした。
ちなみに、米国の多くの州では、販売されるビールにアルコール度数の上限を定めています。例えばアイオワ州では5%以下、ニュー・ハンプシャー州では14%以下でないと、合法的に販売することができません。こうした法律があるため、「ユートピア」は米国の13州では手に入れることができないそうです。
通常の販売価格で¥13,000という事は、お店で飲める機会があったとして一体いくらになるのでしょうね。
もちろん麦酒本舗で取り扱う予定はありませんが(笑)
興味のある方は取り寄せてみては?
その時には一口下さい(笑)