1杯やりませんか?
フゾンテ〜!!
体調不良からもう数週間禁酒している身で、何を言っているのか?
と、思われそうですがw
ここ数日は事務仕事の合間に
アルコール学と日本酒、ビール、焼酎の勉強をし直していて
面白い事を再認識させられる事が多く、どのジャンルでも奥深くて目から鱗な日々です。
今日は特に日本酒の項目を一から勉強し直していたところ、
誰でも使いそうな「ちょっと一杯」という言葉にまつわるお話を見つけました。
杯、というのはコップに一杯、グラスに一杯という意味だけではなく
元々(江戸時代以前)は1盃(はい)という容積単位であったと。
1盃=(約)720ml ※ つまりワインのフルボトルくらいですね。
ベルギービールで言うなら大瓶一本です。
ですから、現代で「ちょっと一杯ひっかけてくるね」と、いうのは
グラスに一杯ではない事もあるw…わけですね〜
酔って帰って来た旦那さんに「一杯って言ったじゃない!」なんて叱らないであげて下さい(笑)
さぁ、言い訳は出来た!(笑)「今夜、一杯やりませんか?」
本日のゲスト樽生は
★イヒテヘムズ・オウド・ブラウン樽
★ポペリンフス・ホメルビア樽生(KEY KEG)
メニューに無い、スポットボトルの一部
★デュベル・グリーンラベル
★ルシファー
★レオンビア
★ファントム・サンロック750ml
などなど…
※1盃(はい)
現代では、挨拶などで「一杯やりましょう」と発言してもそれは、ワイングラスやコップなどの入れ物で「1杯」という意味には必ずしもならない。さかのぼって江戸時代以前は、「一盃」はれっきとした容積単位であった。ただ、地方や藩によって違いがあり、厳密なものではなかった。豊臣秀吉が太閤検地を行なった際に度量衡の基準を示し、容積についても「京枡(きょうます)」を定めた。ところが、江戸時代になっても東北地方の藩などに普及しなかった。
小差はあっても概して「100盃=(約)4斗」であったというから、「1盃=(約)720ミリリットル」ということになり、4合瓶やワイン1本と同じくらいの分量ということになる。当時は「一盃」飲むとなると、4合瓶を飲み干すことを意味したのである。