本日初登場ランビック樽生開栓
一般的に流通しているランビックには、大きく分けると3つの種類があります。
・グーズ(Gueze)
熟成期間1年の若いランビックと、2年から3年の熟成したランビックを混ぜて作るもの。
・フルーツ
主にクリーク(Kriek)さくらんぼをランビックに加えて熟成させるものが本来のクリークランビックと言うが
最近はより手間のかからない、ホワイトビールに果汁などを加えて作るフルーツランビックもある。
・ファロ(Faro)
ランビックをキャンディーシュガー(氷砂糖)カラメル、蜂蜜などで甘味付けしたもの。
もともと地産地消のもので、本来の※ファロは扱いが難しく現地以外での流通はほとんどありません。
今回、初の登場となるのはこの
ファロの樽生です!
シャポー・ファロ樽生
1年熟成のランビックにキャンディシュガー(氷砂糖)を加えて飲みやすくした、甘味と酸味の癒し系ビールです。疲れを癒してくれそうなこのビール、一樽限定です!
※ファロと言えば、リンデマンのファロを思い浮かべる人も多いでしょうが、このようにファロをボトル詰めした場合…
もしも酵母が生きていて、甘味を感じるほど糖を大量に添加したならば、発酵が盛んに起きて、瓶が破裂してしまうのは明白です。そのため、ボトル詰めのファロでは濾過/熱処理なりを施して酵母を殺すか、非発酵性の甘味料を用いることになりますが、そのようなものは、ファロの歴史を通覧すると分かりますが、例外的なものです。
歴史上、ファロはストレート・ランビックと、マースあるいはメールツ(Mars/Meerts)と呼ばれる二番麦汁以降で造った低比重ランビックを半々でブレンドして造り(half en half)、時にスパイスを添加し、瓶詰めされずに樽詰めされるのが慣わしで、地産地消のものでした。
つまり、ファロは醸造所が造った製品としての樽詰めファロと、カフェが樽詰めランビックに自家製で糖を添加したファロなどがありました。しかし、前者の醸造所が製造したファロでさえ、樽内で乳酸菌が生きていますので、消費される前に酸味がきつくなり、カフェとして新たに糖を添加しなくてはならないケースなども間々発生したそうです
ブログ★ brillat savarin の 麦酒天国 ★さんより引用
ファロの樽生を飲む機会は滅多に無いですよね〜
是非一度は味わっておいてください。
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明日、月曜日〜木曜日は22時までの間
「ワイン飲み放題!1000円」です。
まだベルギービールの世界に足を踏み入れるに至っていない初心者の方
まずは麦酒本舗に一歩踏み込んでみましょう(笑)
ワインが好きな方ならこっちの世界も楽しくなる事間違いない!
どうぞ、ご利用ください。