ベルギービール麦酒本舗 鹿児島の奇跡

鹿児島で唯一のベルギービールプロフェッショナル伝道師KOOHが、ベルギービール不毛の地【鹿児島】でひとりでも多くの人にベルギービールを広めていく伝道の物語

「ベルギービールとイタリア料理の宴」報告

無事に終了致しました、年に一度の奇跡イベント ベルギービールとイタリア料理の宴 vol.2」
素敵なフライヤーがありました

今回は… いや、今回もほとんど綿密な打ち合わせは無くほぼブッツケ本番に近い形で「その時」はやってきました。 このイベントに関する打ち合わせは2回。 一回目は試食して合わせられそうなベルギービールを探る打ち合わせ。 二回目はどんなスタイルで提供するかの大まかな流れを決めるために30分ほど打ち合わせ。 最後は当日の30分前にソムリエとの打ち合わせ。
ヒットマン

それもほとんどが二人とも頭の中でのシュミレーションで、会話はほとんどなく… この写真が実は会場5分前だとは口が裂けても云えません。(笑) シェフはこの時仕込みの真っ最中なので、もちろんミーティングには参加出来ません。
ポムクールとグラスたち

初参戦のゆきみと打ち合わせセッティングOK いつもそうですが、本当に大まかな流れだけを決めてあとは全てアドリブ。 じゃないと、段取り通りいかなかった時に慌てるし、ここがプロならではだったりします。 18時ジャスト! お客様を通し始めます。 とにかく、今回は最初に出されるアンティパストが3種類あるので、ベルギービールも3種類お出しします。 つまり、いきなり90杯のビールをついでお出ししなければなりません。 (プチビアホール状態ですね) 注ぎ手は2人(あとからソムリエにもお手伝いいただきました) 今回はスタッフも少なかったので、ややハードです。 シェフはとりあえずしばらく調理のため表舞台には出られないので、 「会話で時間を繋いでください」と。 さぁ、どう話してこうか。 今回は奥のルームにアドマーニさんのお客様たち、入り口近くのルームに麦酒本舗のお客様たちが通されています。 とにかく初対面の奥の方達にベルギービールのお話を基礎からお話しする事と、このオッサンは一体誰?と思われないように、自己紹介から進めなくてはなりませんね。
自己紹介から

「はじめまして」の挨拶
さらにその合間を縫って90杯のドリンクを注ぎます。 頭で考えたら「出来るかっ!」ってことになりそうですが、ブッツケの力。 何とかなりました。(笑)
麦酒チーム

さすが麦酒チーム、飲むのが早い!(笑)
料理が行き渡ったところで、お目当てのベルギービールをお出しし、各テーブルごとに説明します。 ここで、想定外のことが起き始めます。 奥のアドマーニチームのお客様たち、前回以上にベルギービールに興味を持って頂けたので、私に質問が集中します。 各銘柄の説明もそうですが、各カテゴリーについてや、醸造の事までも熱心に質問してくださいます。
いい反応です

素晴らしい想定外。 しかし、そのあと麦酒チームの方に説明に行くと、もう既に飲み終わっていたり… 「身体が二つ欲しい…」 その状況で自然と出来た流れが、麦酒チームにはソムリエかシェフがお話に、アドマーニチームには私とゆきみが説明に、の構図。
ゆきみも説明にまわる

仕事の出来る子で良かった
カメラマン洋平

仕事の合間を縫って写真係でやって来てくれた洋平さん
作戦会議

急遽、作戦会議
テーブルごとに、食事のペースがやたら早いところと、ビールがやたら早いところが出てきました。 さぁ、どうする。。。 皆さんがお替わり出来るほど本数に余裕も無く、次の料理までまだ時間が… そこはもう、トークしか無いでしょ! と、云う事で一生懸命お話しします。
もっとゆっくり飲んでいいんですよ〜

後半になってシェフも時間的に空きが出始めたので、率先して客席をまわります。 さすが〜!!
漫才師ではございません

一緒になってトークする場面も
最後の〆は ベルヴュー・クリークの樽生を使ったドルチェです。 これは本当に最高でした!! 女性陣からも歓声が上がるほど好評でしたね〜
これもいっぺんに作らねば

サクランボのビールのビールパンチ
中に入っているフルーツは特製のシロップでマリネされていて、さらにベルヴュー・クリークで作ったジュレをかぶせます。 その上からベルヴュー・クリークの樽生を静かに注ぐと完成。
これにビールを注ぐ

ビールの無い状態
静かにね

注いでいます。
麦酒本舗でもメニューで出して欲しいと懇願されましたが、どうでしょう。 何気に原価率は高めです(笑) さて、さて。 今回もバタバタと過ぎて行きました、このイベント。 前回の反省点「固すぎた空気感」は完全払拭出来ていたのではないでしょうか。 お客様からの反応も非常に良くてとりあえずホッと出来た感じです。 シェフも「とりあえずは合格点ではないでしょうか?」と満足。 いや、ちょっと待ってくださいよシェフ。 今回はまだサプライズが残っているではありませんか。 そうです。 この日お誕生日のお客様がいらしたのです。 ささやかながらお祝いを〜
アドマーニ特製のドルチェです

アドマーニさんの特製ドルチェでハッピーバースデイ
おめでとうございます

おめでとうございます☆ これでやっと終了ですね。 めでたしめでたし。。。 あれ? 何か忘れている気がする… そうです。 「ちょっと遅れる」と連絡があったFさんがまだ来ません。 会はお開きになり、全ては撤収。
ポツン

ポツンと取り残された料理たち。
来るのかこないのかも分からず、撤収も出来ない状況。 冷めきったお料理だけがポツンと取り残され寂しげな画です。 結局ドタキャンとなりましたが、こられない連絡をいただければ他のお客様たちに回す事が出来たのですがねぇ… 食材もアルコールも人数を考慮して仕入していますので、基本キャンセルは受けていませんが、やむを得ない場合もご配慮いただけたら嬉しいです。 今回も素晴らしいお料理を提供して頂いたリストランテ・アドマーニさん 本当にありがとうございました。 ご参加いただいたお客樣方、いつもいつも本当にありがとうございます。 楽しんで頂けたでしょうか。 これからも、お客様たちが楽しめるイベントを実現していくために精進していきたいと思います。 ご意見ご要望などございましたら、是非お聞かせください。 この度は誠にありがとうございました。